体幹ケア・コアコンディショニング(動いて、ゆるめる。)って、何?
MOMENT5が大切にしている考え方と、そのためのツールについて。
立ち仕事やデスクワークでは、ふくらはぎのポンプ機能が使われにくくなります。使えていない部分を、動かすところから。
寝ている間に縮こまった身体が、そのまま朝を迎えていることも。ゆっくり広げるところから始めませんか。
産後は骨盤底筋をはじめ、体幹の使い方が大きく変わる時期。内側からのアプローチを一緒に。
足元の踏ん張りや重心のコントロールは、年齢とともに変わっていきます。今の身体の状態を、一緒に確認しましょう。
力を出す動きは得意でも、ゆるめる動きは意外と苦手なもの。ゆるめる習慣を、取り戻すところから。
長時間同じ姿勢が続くと、身体は縮こまる方向に順応していきます。広げる動きを、少しずつ。

0を整える場所。木の生える土壌を育てる。
痛みや不調という「結果」だけを見ていては、同じことの繰り返しになってしまうこともあります。本当に大切なのは、その木が育つ「土壌」を整えること。MOMENT5が大事にしているのは、この土壌づくりの視点です。
MOMENT5は、身体が本来持つ動きや働きに目を向け、その土台を整える場所です。どの年代の方にも必要な、土壌を育てるケアです。

発育発達理論 — すべての土台
赤ちゃんは、生まれてから約1年をかけて、立って歩けるようになります。誰に教わるわけでもなく、寝返り、ずり這い、ハイハイといった動きを経て、重力に対してまっすぐ立ち、歩く力を獲得していく。その過程で、身体のさまざまな機能が育っていきます。
赤ちゃんに、大きな筋肉があるわけではありません。体幹の機能を中心に、最小限の筋肉と動きでバランスを保っているのです。MOMENT5で使うツールは、この「発育発達理論」――赤ちゃんが歩けるようになるまでの動きをもとに作られています。


使わなくなった機能は、失われていく
文明が発達する前の暮らしには、体幹を保つ動きが自然に組み込まれていました。しゃがむ、歩く、運ぶ。
現代は、座っている時間が長く、歩く距離も大きく減り、スマートフォンやPCで前かがみの姿勢を取る時間が増えました。わざわざ運動をしなくても日常の中で保たれていた体幹の機能が、使われないことで少しずつ衰え、動きの感覚そのものを忘れていってしまう――そう言われています。

体幹とは、なにか
体幹には、広い意味と狭い意味があります。広い意味では、頭と手足を除いた胴体すべての筋肉・関節・軸。狭い意味では「インナーユニット」と呼ばれる4つの筋肉――横隔膜・腹横筋・骨盤底筋群・多裂筋のことです。
内臓を守りながら、姿勢や動きを安定させ、呼吸にも関わる。排泄や出産にも関わる、動き続けるうえで欠かせない筋肉です。
何の理論で、どう進めるか

JCCAのコアコンディショニング理論は、3段階のピラミッドで考えます。
①ゆるめる:固くなってしまった筋肉をゆるめ、関節を適切な位置に整える。
②支える:体幹が正しく使えるようにし、姿勢を内側から支える。
③動かす:安定した体幹と、手足が連動して動くように繋げる。
MOMENT5のセッションも、この順番を大切にしています。土台から順に整えていくことで、無理なく積み上がっていきます。そして、この3段階を進めるために使うのが、次に紹介するツールです。

①ストレッチポール — 正しい使い方
姿勢の乱れ、むくみ、産後の体型変化、躓きやすさ、疲労感、猫背――こうした変化の多くは、身体が縮こまって動きにくくなっているサインです。体幹ケアのための道具のひとつがストレッチポール。乗るだけ・転がすだけのシンプルな動きで、その縮こまりを内側からゆるめていきます。
誰でも手軽に使える「簡便性」、無理な力を使わない「安全性」、毎回同じように取り組める「再現性」。この3つが揃っているからこそ、年代を問わず選ばれています。
実際のセッション(コアコンディショニング・グループレッスン)では、無理な負荷をかけず、乗ったり転がしたりする動きが中心。初めての方でも、無理のない範囲で進めるため、運動に慣れていない方も取り組みやすい内容です。
ただし、身体の状態に合わない使い方では、期待する変化を感じにくいこともあります。MOMENT5では、ストレッチポール®認定インストラクターの資格をもとに、お一人おひとりの身体に合わせて正しい使い方をお伝えしています。

②ひめトレ — 骨盤底筋からのアプローチ
「最近よく聞く骨盤底筋って」という方へ。ひめトレは、座ったままの簡単なエクササイズで骨盤底筋群にアプローチする専用ツールです。横から見るとわずかにフラットな形状で座面に安定し、素材の反発を利用して骨盤底筋を活性化させていきます。
骨盤底筋が整うと、姿勢を支える力やお腹まわりの引き締まりにもつながっていきます。産後の体型変化が気になる方にもおすすめしているツールです。
実際のセッションでは、専用のクッションに座ってもらうだけ。会話をしながらでも自然に行えるので、「運動が苦手」という方にも取り入れやすいメニューです。

③手技 — さとう式リンパケア/MRTの理論
人間は、力むことはできても、ゆるめることは意外と難しいもの。MOMENT5の手技は、さとう式リンパケアとMRT(マッスルリリーステクニック)の理論に基づいています。
実際のセッションでは、ベッドに身体を預けていただき、強く押したり揉んだりせず、やさしいタッチでゆるめていきます。自分で動くより、誰かに身体を預けたい日には「リラクゼーションストレッチ(預けて、ゆるめる。)」を選んでいただけます。
さとう式の土台にあるのが「ペットボトル理論」という身体の捉え方です。身体には口腔・胸腔・腹腔という3つの空洞があり、ペットボトルのように筒状の空間を丸く広げて保つことで、内臓が働きやすくなると考えます。逆に、この空洞が潰れたりねじれたりすると、さまざまな不調につながると考えられています。MRTはこのさとう式から派生した技術なので、「外から押すのではなく、内側から広げていく」という同じ考え方がベースにあります。
まだまだツールもさまざまなものがあります。身体の状態やその日の目的に合わせて、必要なものを組み合わせてご案内しています。
MOMENT5